2012年12月23日日曜日

2012 クリスマスソングをあなたに...

▼Silent Night(Stille Nacht/きよしこの夜)



これが聞こえると途端にクリスマス気分アップ♪♪
高揚感と癒やし…同時に優しく包み込まれるような心地良さがありますよね。

スタッフ注:
『きよしこの夜』というタイトルで日本でも非常に有名なクリスマスソングですが、原曲は19世紀前半にオーストリアで作られたもの。作曲者はフランツ・クサーヴァー・グルーバーという音楽教師です。

この曲ができたエピソードは非常に面白くて、あのナスターシャ・キンスキー主演で映画化もされているのですが。
ちらっとご紹介すると。。。
1818年のクリスマス・イブの前日、オーストリアのオーベルンドルフにある聖ニコラウス教会のオルガンが壊れて音が出なくなったところから話はスタートします。
壊れた理由は「ネズミにパイプをかじられた」等、諸説あるそうですが、いずれにせよクリスマスに歌う讃美歌の伴奏ができなくなって困った司祭のヨーゼフ・モールは、急遽詞を書きあげ、前出の作曲家グルーバーに「ギターで伴奏できる讃美歌を作曲してくれ!」と頼んだのだとか。
当初グルーバーは「教会でギターを弾いたって誰も喜ばんだろう」と難色を示したそうですが、モールの説得もあって夜を徹し必死にメロディを付けました。曲が完成したのは聖夜のミサが始まる数時間前だったそうです。

ちなみに。
これまでに300を超える言語に訳され、「恐らく世界で一番訳詞が多い曲」と言われるだけあって、とにかく物凄い数の動画が転がっています(笑)。
どういうものを選べば魚住さんの好みにマッチするのか悩んだ結果、日本でも一時ちょっとしたブームになったイギリスのサウスロンドンを拠点として活動している少年合唱団・Libera(リヴェラ)が歌ったver.をチョイス。
私の好みとしては米軍合唱隊が歌った下のver.の方が好きです。



声だけでここまで複雑に表現できるとは。
本当に素晴らしいアレンジですね。